本当の怖い話
昔ですが、付き合っていた彼女がいました。
彼女は一人暮らしをしていて私が週の半分くらい泊まっているような生活を送っていました。
ある日、彼女が仕事が終わって家に帰ったときに私に電話がありました。
その日は泊まりで出張で家にはいかない日でした。
彼女「ベランダの窓ガラスがわられてるんだけど」
彼女の家はアパートの二階です。 えっ?となりましたが、 でもそのときはなにかの拍子に割れちゃったんだろうな!くらいにしか思いませんでした。
とりあえず割れたとこ写真送って貰い確認すると、
綺麗に鍵のとこだけを丸くくりぬかれていました。
完全に侵入されてます。
割れたがらすも私の服で隠されていました。
そこからは警察を呼んで現場検証をしたりなんだりしてたら、警察が
警察「下の階でも今日あったんだよね」と言ってきたのです。
下の階は単身赴任男性の一人暮らしです。
そして下の階はガラスが叩き割られてたみたいで、同じ犯人の仕業とは思えないほどの現場の差があったみたいです。
とりあえず彼女がその日なにか取られたものはないかと確認しても特になかったので、なにが目的だったのだろう?という感じでした。
下の階もなにも取られてなかったみたいです。
しかし朝になって冷静にみてみると、洗濯する前の下着のパンツだけが取られていることに気づきました!
完全に変態の犯行です!
それも女性を狙ったのだとわかったのでより恐怖がありました!
次の日、私も家にいってみると生々しい侵入の形跡があり恐怖を感じました。
昼間もし家にいたとしたら犯人と鉢合わせしたのかも?と考えるとより恐怖です。
しかし警察からも狙ったというよりは無差別的な犯行だろうと言うことで、もう来ないと思い少し油断したのもあります。
でも念には念をいれ、窓につける防犯ブザーや盗聴器が設置されてないか確認する道具などを買ったりしました。
そして盗聴されてないかその道具を使うと、
ピーピーピー…。
反応します。
もう一度やると
ピーピーピー…。
反応します。
反応する場所はベッドです。
とんでもない緊張が走ります。
内心は嘘だろ!まじかよ!怖いよ!
と思ってました。
そして色々調べるとWi-Fiルーターに反応してました。
よかった。
つづく
今週のお題「怖い話」